一昨日は朝からパート。
お昼休みの休憩中に携帯が鳴る。
老人ホームでお世話になっている母が、ちょっと転んだというではないかっ!
前日にもホームの別の方から電話を頂き、ちょっと転んで膝をついて内出血があったそうなのでと連絡があったばかり。
ところが、今度は転んで尻餅をつき股関節を痛がっているという。
内科の先生が訪問してくださるので診てもらったら、骨折してるかもしれないから病院でレントゲンを撮った方が良いと助言頂いた。との事。
ガーン!!!
こうなると、レントゲンの結果次第では入院などと展開していくかもしれない⤵︎
犬のナナの病気で情緒不安定、食欲もないみさおばさんは、弱り目に祟り目。
自分一人では到底母を病院になど連れて行けない。
姉にも連絡して二人でホームへ贅沢にもタクシーを走らせる。
母は、少し熱があるとかで自室のベッドでアイスノンを枕に眠りについていた。
今回は、ホームの車で病院まで送迎頂きとても助かった。
介護士の方が部屋に出向いて、オムツの替えと衣類を着替えさせて車椅子に乗せてくださった。
若くて綺麗なお嬢さんは、すらっと背が高くいかにも体育会系。
こんな方じゃないとなかなか勤まる仕事じゃないですからね。
本当に感謝なんです、ありがとうございます。
股関節を痛がる母をじょうずに車椅子に移動して頂き、そのままホームの車に乗せてもらってレッツゴー。
おや?母は久しぶりの外出に笑顔を見せているではないか?
ホームでは、外出してのお食事会やお花見を開催してくれているが、車酔いする母はいつもお断りをしている。
でも今回のたまの外出は、気晴らしになって良かったみたい。
その上、レントゲンの結果、骨に異常なかったんですよ(^^)
整形外科の先生が、「そもそも骨折してたら、こんなふうに車椅子に乗ってられないんですよ。」
姉と本当に心から安堵しました。
そして、神様に感謝しました。
病気の犬のナナに少しでも寄り添っていたい時期だっただけに、本当に神様ありがとうございます。
でも一番安心してのは、いうまでもなく当の本人でしょう。
ホームに着いてからは、食堂で3時のおやつを頂きすっかり元気になった様子。
熱を出してベッドに横になっていた人が、もう自室に戻らず、いつものように食堂にいるんだってもん(^^)
ところで、みさおばさんの姉は猫を3匹飼っていて一昨年から昨年にかけて3匹みな天に召されたのよ。
今回、ホームに向かうタクシーの中でナナの病気の事を話したら
「だって〜もうナナちゃんも、歳だものぅ〜。最期苦しまなければ良いんじゃない?」
いや、肺だから苦しむのよ⤵︎
この日の朝、夫も最期は安楽死させよう。と言ってくれた。
お母さんは何が一番辛いの?と聞いてくれていた娘も同意。
これで、ナナの苦しみを少しでも少なくできるんだと頭が整理されると、みさおばさんも何となく吹っ切れたような気がする。
その時がいつ来るかは、神様しか知らない。
家族が留守でナナが一人で家にいる時。
あるいは夜中で、病院に連れて行けなく苦しませてしまうかもしれない。
今は、ナナとの最期までを楽しく生活できたらいいなあ。

この日夜中、北海道では大きな地震に見舞われました。
多くの犠牲者まで出てしまい、突然の事でご遺族はどんなにお辛いことでしょう。
そして、困難な生活を強いられている方々お見舞い申し上げます。
一日も早く心に平安が訪れますよう、神様から慰めと励ましがありますようにお祈りします。

今苦しんでるおられる北海道の方々に比べたら、みさおばさんは弱音を吐いていられませんね。
何しろ今目の前では、ナナが布団の上でスヤスヤ眠りについているのですから。
昨日から、自分で少し気持ちが明るくなってきたように思います。
まだ、食事は美味しく感じられませんが、今日は昨日より更に自分が明るく生活できますように。
神様に祈り頼りながら、歩めますように。